東西文化研究ノート

東西文化の融和体得者を育成せんことを建学精神とする両洋学園の創立者・中根正親先生の「両洋精神」と、国民教育の友とならんと「社団法人実践人の家」を創始された教育哲学者・森信三先生の「全一学」に魅せられて、「東西文化の融合は大和民族の世界史的使命である!」というテーマに的を絞って東西両洋文化の研究をしている管理人のブログです。
<< 幻の東西文化融合論(3)日本民族東西文化融合母胎説 | main | 東西文化融合の旗手たち(一)新井奥邃−明治維新が生んだ、キリストの志願奴隷戦士−(1) >>
三人の東西文化融合の旗手たち
0

     二十一世紀に生きる子らのために

      二十一世紀に生きる
      子らのために
      わたしはわたしの願いを
      書いておこう

      東西の文化が
      この列島に流れ寄り
      混融和合して
      新しい光と命とを産む
      母胎の国であることを

      そして天地創造の
      大いなる使命を持って
      いにしえから作られた
      付託の国であることを

      これからこの国を
      承け継いでゆく子らに
      はっきりと告げておこう
                    詩集『詩国』(坂村真民)より

    東西文化融合とは具体的にどのような営みを言うのであろうか。このことに言及するには、東西文化融合という日本民族の世界史的使命の大潮流に進んで身をまかせ、がむしゃらに突進していった、「東西文化融合の旗手」というべき三人の人物の生涯に光を当てることによって、われらの民族が、国際化時代の21世紀を生き抜いていくための方向が見えてくるように思うのである。

    この三人の「旗手」とは、次の三人である。

    (1)新井常之進(奥邃、キリストの志願奴隷)
    新井奥邃(あらい おうすい、1846年 - 1922年6月16日)は、仙台藩士。森有礼に認められ、1871年1月23日(明治3年12月3日)、米国に渡る。トマス・レイク・ハリスの弟子となり、労働と冥想の日々を送り、1899年(明治32)、53歳のとき、英語の自著『内観祈祷録』一冊を携えて帰国。1903年(明治36)、巣鴨に「謙和舎」を開き、奥邃独特の伝道生活に入る。生涯娶らず、一枚の写真も肖像画もなし。1922年(大正11)6月16日、召天、77歳。墓地は東京都世田谷区代沢の森巌寺。
    (出典;ウィキペディア「新井奥邃」)

    (2)中山吾一(キャノン・ゴードン、聖公会牧師、1900年〜1996年)
    中山吾一:1900年生まれ。1996年BC州バンクーバー市で死去。1919年カナダに移民。イギリス国教会の牧師としてイギリス女王より表彰を受ける。Canonの称号を受ける。著書:「一世」(カナダ政府よりの依頼で日系人として出版)ほか。著書30数冊は、University of Brithsh Columbia大学に保管。作家 Joy Kogawa女史の父親でもある。
    (出典;「カナダ友好協会HP」)

    (3)中根正親(両洋学園創立者、1890年〜1984年)
    中根 正親(なかね まさちか、1890年10月16日 - 1984年8月16日)は、中根式速記法の創案者。学校法人両洋学園創立者。要体教育と呼ばれるユニークなアイディアを取り入れた学習法の研究と実践をはじめ、時代をリードする斬新な教育活動に生涯を賭けて打ち込んだ熱血校長。生徒からライオン校長の異名で畏敬された。現役校長70年間の経歴はギネスブック級の超人的記録。1966年(昭和41年)には京都新聞五大賞「第一回教育賞」を受賞。弟に東京の中根速記学校を創立した中根正雄がいる。(出典;ウィキペディア「中根正親」)

    この3人の人物は、その生涯を貫く「実践」によって、優に世界文化樹立のための「東西文化融合の一大架橋」たり得ていると考えるのである。この3名の人物が一体いかなる動機に突き動かされて、「東西文化融合の旗手」に値する行動をしたのかを明らかにすることは、到底私の力の及ぶところではないが、恐らくは、森信三先生の説かれる「日本民族の原始無限流動」ではないかと推察するのである。そうであるならば、この人々の人生の軌跡と、その熱き想いとを辿って行けば、過去・現在・未来を貫く我ら日本民族の悠久の歴史の中で、私たちがこれからどのような視点に立って対処したらよいか、大きな示唆を与えられると思うのである。

    | 東西文化融合,中根正親,森信三,中山吾一 | 01:00 | comments(0) | - |
    コメント
    コメントする









    CALENDAR
    S M T W T F S
      12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
    << October 2019 >>
    SELECTED ENTRIES
    CATEGORIES
    ARCHIVES
    RECENT COMMENT
    • 東西文化融合の旗手たち(一)新井奥邃−明治維新が生んだ、キリストの志願奴隷戦士−(1)
      kozukata (11/30)
    • ブログ創刊の辞
      JUN ARAI (11/30)
    モバイル
    qrcode
    LINKS
    PROFILE